プラスチック資源循環法の各種手引が3月31日に公開されました
プラスチック資源循環促進法には、手引が沢山あります。施行当時からいきなり5つもあるというのは、かなり珍しいのではないでしょうか?特に、3種類の認定の手引を心待ちにしていた方も多かったようです。いずれもかなり長いもので、準備された環境省、経産省の担当官のご苦労が伺えます。なお、4月1日現在、環境省のホームページには手引しかありませんが、特設サイトには、手引+様式+施行通知があります。こちらのほうが便利でしょうし、実務上は手引のほうが重要な資料となるはずです。
小型家電の認定制度と似ています
「再資源化事業計画」と同じ用語を使っているだけあり、小型家電リサイクル法の認定制度とかなり似たものになりました。制度の構造から様式までかなり似通っています。ただ、電子データでの提出が基本となるようですので、その点は進歩しているようです。基本となるリサイクルフロー(再資源化方法)が認定されると、それ以降に関係者、排出事業者を追加する場合でも、かなり楽になるのではないでしょうか。
- さらなる規制改革を
弊社では現在様々な回収、再資源化プランを練っているところです。しかし、契約書の作成とマニフェストの運用、特にマニフェストについては日常的な事務負荷がかかり、大きなハードルとなっています。この点についても小型家電リサイクルとプラスチック資源循環促進法は類似しています。今後のさらなる規制改革措置に期待しましょう。