ミックスプラスチックを選別できます
液体を使った比重選別
プラニックでは、複数の液体を用いて、比重が異なるプラスチックを選別することができます。色が濃いプラスチックや粉砕されたプラスチックを精度高く選別するためには、光学式のセンサー+エアーによる選別では不十分です。液体に浸すことで、全てのプラスチックが比重差によって浮かぶか沈むかのいずれかの力を受けることになります。これにより、精度の高い選別をすることができます。
それでも複数の素材が接着・複合していると比重がバラツキますし、形状がフイルム状であったりすると浮沈速度が遅くなるため、選別精度が落ちます。そのため、プラニックは浮沈速度をコントロールするために、硬質のプラスチックを中心に受入れ、一定のサイズまで破砕しています。
国内ではプラニックだけで行っています
プラニックが使用している重液と軽液による多段階の選別技術は、Galloo PlasticsというEUの会社から供与されています。国内ではプラニックだけが導入しており、選別精度が高いことが特徴です。複数のプラスチックが混合しているものでもマテリアルリサイクルが可能ですので、ご興味がある方はぜひお問い合わせください。
高品質の再生プラスチックを生産します
比重選別後にコンパウンドまで行います
ポストコンシューマーのプラスチックは、品質がバラつくため再生材としての利用が難しいという特徴があります。メーカーや販売店が消費者から自主回収したプラスチックも同様の課題に直面することが多いようです。しかしプラニックでは、上記のような比重選別技術により高度な選別を行い、再び製品の原料として再生プラスチックを供給することができます。プラスチックの回収〜再生〜製品化までのループ構築を検討されているメーカー、小売店様はぜひご相談ください。