軟質のプラスチックの受入について

再生プラスチック原料

軟質のプラスチックでもご相談ください

プラニック御前崎工場では、硬質のプラスチックを原料として扱いますが、軟質のプラスチックが混入していても受け入れることはできます。ただ、軟質プラスチックは比重を使った選別工程ではうまく処理できません。そのため、最初に風力選別で除去されてしまい、処理業者さんに処理委託(熱回収)することになります。したがって、プラニックに搬入する前にできるだけ除外していただいたほうが効率は高まります。
それでも、軟質と硬質が混合してしまう場合は、他の方法もあります。

軟質がある場合はグリーンループやエコスファクトリーへ

軟質と硬質が混ざっていても受入可能です

グリーンループ(静岡県)とエコスファクトリー(埼玉県)は、いずれも容器包装リサイクル法の再商品化事業者として2006年からリサイクルをしてきました。いずれもヴェオリアのグループ会社で、両社合わせて年間約4万トンの容器包装プラスチックを受け入れています。容器包装のマテリアルリサイクルとしては、国内最大のシェアを持っています。

この2つの工場は、容器包装プラスチック(主に軟質)のリサイクルのために設計されましたが、硬質の製品プラスチックにも対応できるように工程を改良しています。そのため、硬質と軟質が混合したものであってもリサイクルすることができます。しかし、どうしても硬質プラスチックの回収効率は低くなりますので、相応の処理費用が必要となってしまいます。なお、回収できなかった硬質のプラスチックは、プラニックで再資源化することも検討しております。

「一括回収」や、「一体化・合理化」が可能です

プラスチック資源循環法についての環境省の資料では、市町村による製品プラスチックの回収方法として、以下の2つの方法が提示されています。

(1)容器包装リサイクル法に規定する指定法人(公益 財団法人日本容器包装リサイクル協会 )に委託し、再商品化を行う方法  →  「一括回収」
(2)市区町村が単独で又は共同して再商品化計画を作成し、国の認定を受けることで、認定再商品化計画に基づいて再商品化実施者と連携して再商品化を行う方法  →「一体化・合理化」

グリーンループとエコスファクトリーは、上記(1)も(2)も対応することが可能です。実際、静岡県内外の市町や処理業者さんから多くのお問い合わせをいただいているところです。まさに、これから仕組みを作っていくところですので、柔軟に対応できるタイミングです。また、産業廃棄物処分業の許可も取得していますので、純粋な産廃としてお受けすることができました。自治体さんも中間処理業者さんも、是非お気軽にご相談ください。
ご相談は、以下のリンクから直接していただいても、下記「プラニックお問合せ」経由でも構いません。