NEW環境展で講演を行いました

NEW環境展2022で講演を行いました

2022年5月26日に、NEWS環境展2022で記念セミナー【プラスチック資源循環法と「再資源化」】が開催されました。この講演会で、プラニックの親会社であるヴェオリア・ジャパンの上級副社長の本田大作が講師をつとめました。テーマは「プラスチック資源のマテリアルリサイクルの推進」で、ヴェオリアグループの取り組みを紹介しました。

マテリアルリサイクルのためのソーティングセンター

講演では、ヴェオリアが運営しているEUの大規模なソーティングセンターについてもご紹介しました。そこでは、機械による自動選別と、タッチパネルを使った選別を組み合わせた、効率の高いリサイクルが行われています。現場にいなくてもリモートで映像を確認することができますので、現場で働くのが難しい身体障碍者でも可能な作業となります。直接廃棄物に触れることもないため安全ですし、空調のかかった部屋で作業ができるため、熱中症予防にもなります。なにより、人の目を使った高度な選別ができるため、リサイクルの質も向上します。

  • ソーティングセンターの紹介ページ(英語のページですが、Google翻訳でページ全体の和訳ができます)

EUでは、日本と異なり、金属、紙、ダンボール、プラスチック、木が混合された状態で搬入されることが多いようです。ソーティングセンターは、これらを選別する大規模工場です。日本では全く同様の施設は不要と思われますが、プラスチックのマテリアルリサイクルを推進するためには、広域で収集、選別する工場が必要と言われています。特に市民からプラスチックを一括回収するのであれば、検討すべき施設として紹介されました。

プラスチック資源循環促進法の33条を活用

プラニックでは、EUのソーティングセンターのコンセプトも念頭に、プラスチック資源循環法の第33条の認定の支援をいたします。中部、東海、関東圏の自治体、市町さんでご興味があるご担当者様は、下記までお問合せください。グループ会社で、容器包装リサイクルの再商品化を行うグリーンループとも連携し、ご提案をいたします。