再生プラスチックの生産を始めました

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再生プラスチックの生産、販売を開始しました

プラニックの本格稼働は2022年夏からですが、一部の設備を使って再生プラスチックのペレットの生産と販売を始めました。主に再生ポリプロピレンとなります。

現在生産中のものは、ポストコンシューマー品を原料としております。ポストコンシューマーとは、一度市場に出て、使用された後のもののことです。一般に、工場の生産工程から発生するものと比べて、回収に手間がかかる上、品質のコントロールが難しくなります。そのぶん、環境への貢献度が高いとされています。

供給不足になる前に

プラスチック資源循環法では、「プラスチック使用製品設計指針」で再生プラスチックの使用を促進することとされています。既に再生PETボトルが取り合いとなっているように、今後、様々な再生プラスチックが供給不足になるかもしれません。
プラニックは、これまでにない技術を用いることで、熱回収せざるを得なかったプラスチックもマテリアルリサイクルできるように加工します。それでも、年間3万トンの生産量しかありません。

実際の生産設備で再生プラスチックを使用するまでには準備期間が必要ですので、お早めに検討されることをおすすめします。